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【スイスイ】「フフフフ・・・・・・ハッハッハッハッハハハハハハハ!!!」


スイスイは高らかに笑いながら、禍々しい魔帝の姿を現す。


【魔帝】「よくぞ、私の変身を見破った!褒美に、私の仲間になるなら、世界の半分を与えても良いぞ!」


【エンエン】「う、うるせえ!よくも、スイスイとフウフウを殺したな!」


エンエンとライライは、すぐに魔法を唱えようとしている。


【魔帝】「まあ、待て、戦うには私の話を聞いてからでも、遅くないだろう。」


【エンエン】「話?だと・・・・」


【魔帝】「そうだ、貴様ら人間と、我らモンスターの話だ。」


エンエンとライライは、魔帝が魔法を使う素振りをみせないことを確認し、魔法の使用を踏みとどまった。


【魔帝】「我らモンスターは、なぜ、人間を襲うと思う?」


【エンエン】「それは、面白いからだろう。」


【魔帝】「クククク、人間の世界では、そう教えられるのか?」


【魔帝】「怖い、からだ。」


【魔帝】「人間は、我々モンスターと、同等以上の知能を持っている。知能が高い、ということは、危害を加えられる危険性が高いということだ。」


【魔帝】「貴様ら人間は、知能が高く、危害を加えられる危険がある動物ほど、生活から遠い場所におくだろう。駆除するだろう。」


【魔帝】「我々モンスターも同じだ。貴様ら人間を、駆除しているのだ。」


【魔帝】「しかし、私は、それでは、永遠に人間とモンスターとの争いは終わらないと考える。」


【魔帝】「だから、私は、新しい世界を作ろうとしているのだ。世界に、モンスターが安心して暮らせる国と、人間が安心して暮らす国を作る。お互いに、境界を決める。」


【魔帝】「私、魔帝の力と、貴様ら、天聖四魔導の力があれば、可能だ。いや、可能にする力がある。」


【魔帝】「さて、偉大な魔法使い達よ。今一度問う。世界の半分を貴様らにやろう。」


魔帝は、いつしか、その禍々しい姿から、一人の優しそうな青年の姿に変わり、こちらに手を差し伸べていた。

【魔帝】「私と手を取り合おう。そして、平和な世の中を一緒に創ろうではないか!」


あたりは、不自然なほど穏やかな空気に包み込まれている。



エンエンが魔法使用パートで魔法を使用していない場合



エンエンがすでに魔法使用パートで魔法を使用している場合